防犯強化をしよう PartⅡ

桜もすっかり、葉桜に衣替えをし、

今月末から迎える長期休暇のゴールデンウィークを楽しみに、

当、業界の繁忙期のラストスパート!!といった日々を送っています。

さて、今回は前回の防犯強化の第二弾として、

泥棒の侵入方法についていくつかお話をさせて頂きます。

泥棒は宅内に侵入をどうするかを一部でも知って頂ければ、対策を講じることが出来ます。

参考にして頂ければ幸いです。

前回の防犯対策①を前提としたお話となっていますので、

先に、そちらをご確認頂ければ幸いです。

前回のブログはコチラです

泥棒侵入方法

 

カギ

  • ピッキング

まず、一番多くご相談を頂く内容で、侵入方法として、

皆様がよく口にされる玄関鍵のピッキング。

イメージとしては、鍵穴に細長い形状の金物を入れ、開錠してしまう方法ですが、

経験上ですが、最近は鍵メーカーの改善対策により、さほど聞かなくなりはなりました。

旧式の鍵で、鍵の側面に凸凹と溝があるタイプの鍵に、過去は被害が多かった様ですが、

同タイプの鍵も新型にかわり、防犯性能が向上し、

ピッキングに高い技量が必要になった為です。

それでも、ご自宅の鍵が『ひょっとしたら旧型かもしれない・・・』

『もう少し、ピッキング対策レベルが高い鍵を付けたい・・』と、

思われる方は多数お見えになると思います。

その際は、鍵をディンプル構造の鍵【上写真参考】に変えることをお薦めさせて頂いています。

※参考価格 工事費込みで10,000円前後~

サムターン

  • サムターン回し

サムターンとは、ドアの内側に付いている、開閉用のつまみの事を言います。

このつまみを、ドアスコープを外した穴や、ドアポスト、酷いとドア自体に穴を開け

そこから、棒や器具を利用し、外側から内側のサムターンを回して開錠してしまう方法を

サムターン回しと言います。

マンションの高層階や、新しいマンション等を狙う、

窃盗団等が使用するケースに多く見られます。

サムターン回しへの対策としては、簡易にサムターンを回せないタイプや、

サムターンのつまみを隠してしまう、セーフティサムターンへの交換をお薦めさせて頂いています。

本工事は、内側への対策で有り、対策済みであることが外側からは見えないため、

補助錠の設置をあわせて設置することを推奨致します。

※参考価格 セーフティサムターン    工事費込みで8,000円前後~

      補助錠の設置(ドア加工含む)工事費込みで25,000円前後~

窓ガラス割り

  • 窓ガラスを割り進入

実は、この進入方法が圧倒的に多い傾向にあります。

鈍器で割る、ドリルのような物で穴をあける、熱反応を利用し割る、etc・・

さまざまな方法を見てきました。

被害も窓枠ごとバールで曲げられたり、シャッターを破壊したりと、

ガラスのみに留まるわけではございません。

対策としては、防犯フィルムや、鍵付きクレセント、防犯ブザー等

多種ございますが、ガラスの熱割れの誘発・鍵の紛失・誤報に伴う騒音等の

各種デメリットもございますので、建物によって推奨品が変わってきます。

  ※種類が多種にわたるため、参考価格は控えさせて頂きます。

以上、文字数の兼ね合いにて、3点のみの紹介ですが、ご自宅はいかがでしょうか?

泥棒の目から見て防犯対策されていることがわかり、侵入時のリスク・手間を連想させる対策が効果的です。

前話でもお話をさせていただきましたが、泥棒に狙われ難いお部屋を作ることがなにより大切です。

稀に、泥棒の捕獲を目標としているかのような、ご相談をお受けいたします。

決して誤りではないのですが、捕獲をするということは、何らかの被害を受けた後の話ですので、

出来れば被害への予防を優先し対策を講じて頂ければと思います。

長期休暇の旅行等時の防犯への備えは万全に、楽しい休暇をお過ごし下さい。