防犯対策強化 その① 基本偏 ※今回は入居者様向けとなっています。
暦の上でも立夏を過ぎ、日に日に暑くなってきました。
弊社でもクールビズが開始されはしましたが、タオルが手放せないこの頃です。
さて、ゴールデンウィークも空け、春の新生活に落ち着きを得たご入居者様から、
このシーズンは、防犯のご相談を良く頂戴いたします。
また、冒頭にもお伝えしましたが、暦の上では【夏】!!
暑さは増してはいますが、まだエアコンに頼り切るには早いかな・・・
と感じる季節であり、窓を開けて空調調整をとってみえるのでないでしょうか?
普段は開けない窓であるからこその閉め忘れや、夜間の睡眠時の窓の開放状況・・
そんな隙をついて、泥棒が増加する季節でもある為、今回は防犯についてお話をさせて頂きます。
まず経験上、空き巣等の泥棒は大きく分け2種に分類されます。
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計画性を持ち、狙いを定め犯行をする者
主に、建物高層階・富裕者・室内に財産を蓄えている部屋を主に狙い、犯行に及びます。
居住者の生活サイクルを調べて入念な計画を立て犯行に及びます。
プロ集団や、居住者に親しい者の犯行が多い傾向にあります。
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突発的な隙を突き、犯行に及ぶ者
防犯の隙を突き犯行に及びます。
窓の開けっ放しや、施錠忘れ。泥棒成功率の高い(隠れやすい等)
建物への犯行が多い傾向にあります。
計画性が無い分、室内で鉢合わせになり傷害事件に発展してしまう可能性も高くあります。
対策として、まず出来ることを日々の防犯にて実施し、泥棒に入られないというよりは、
狙われ難いお部屋を作ることがなにより大切です。
一例ではございますが、下記ご紹介致します。
・室内に金品の類を置かない。また、周囲にそう思わせない。
室内に金品を貯蔵していることを、周囲に話さない。
また、室内に金品の貯蔵が無いように思わせる。
玄関扉に『過去に空き巣に入られたことがある為、室内に金品の類はおいていません』
とテプラ等で掲示し、防犯を行っているご入居者様もみえました
・戸締りの徹底。室内に人がいるように見える工夫を行う。
人が室内にいると思わせることが、何よりの防犯につながります。
照明やテレビを点けたままの状況にし、在宅中であると思わせる対策をするといった、
方法が一般的に使用されています。
・泥棒にとって、捕まる可能性を下げる情報を提示しない。
一般的に、男性より女性のほうが、腕力が低く見られ狙われやすい傾向にあります。
単身向け住居で女性向きカーテンを使用したり、共用廊下に女性用の傘のみを置いたままの状況を作り、
女性のみが居住している部屋だと推察されないようにする。
対策で、男性者の下着を一緒に干しておくといった対策は有名ですね。
近年の、防犯設備はどんどん新しくすばらしい物が開発されてはいますが、
まず、第一に考えて頂きたいのは、基本を大事にして頂くと言う事です。
警備会社が入っていて、カメラ等が付いていても泥棒からすれば、リスクに見合う金品があれば、
いろんな手段を講じて進入してきますし、戸締りが出来ていなければその隙をつかれてしまいます。
被害にあえば、被害の大小に関係なくショックをうけられます。
防犯に関して、狙われ難いお部屋を作るようにする必要がございます。
以上いかがだったでしょうか?今回は基本偏の初回と言うことでこの辺りまでとさせて頂きます。
次回は、設備での強化・対策についてのお話を予定しています。
是非お楽しみに☆
【記事の著者】管理営繕部 宇田理人
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